活動紹介

10月9日〜10日にかけて、愛知県犬山市へ視察に伺いました。
今回の視察では、犬山市役所観光課との意見交換、城下町のまち歩き、そして犬山YEG様との交流を通じて、多くの学びを得る機会となりました。
 

犬山市役所観光課との意見交換では、「必要なものを新たにつくる」だけでなく、「不要なものを除く」という観光政策の考え方や、行政と民間がそれぞれの役割を明確にしながら強みを発揮する仕組みについてお話を伺いました。
これらの取り組みが相互に機能することで、観光施策に相乗効果が生まれている点が印象的でした。
 

城下町を実際に歩いてみると、電柱のない見通しの良い通り、食べ歩きを楽しめる店舗配置、ゴミ捨て場の整備など、訪れる人に配慮した細やかな工夫が随所に見られました。
また、串物や食べ歩きメニューを軸とした町並みの統一感が、歩きたくなる空間づくりにつながっていると感じました。
 

さらに、犬山YEGの皆さまとの交流では、新入会員アカデミーの運用や会員定着に向けた取り組みについてお話を伺い、組織運営の面でも多くの気づきを得ることができました。
初対面でありながら温かく迎えていただき、YEGならではの連帯感を改めて実感しました。
 

今回の視察を通じて、「松江にしかない強みをどのように伸ばしていくか」「人が訪れ、歩きたくなる街とは何か」という視点を得ることができました。
これらの学びを、今後の松江YEGの活動や政策提言づくりに活かしてまいります。
 

最後に、今回の視察にご協力いただきました犬山市役所の皆さま、犬山YEGの皆さまに心より御礼申し上げます。